mrn_be

食・景色・旅がすきな社会人のblog

『旅』🇫🇷- Mont-Saint-Michel -

こんにちは☀️

今日もさっそく旅15日目(8/30)について書いていきます。

旅で唯一、ツアーで連れて行ってもらったのがこの日です。なにを隠そうパリからこの日の目的地、『モン・サン=ミッシェル』は遠いのです。

ちなみに、KKdayというアプリで、申し込みました。世界遺産でここは絶対外せないという思いもあり、バックパッカーらしさを捨て去りました。
優雅に移動は2階建てバス、日本語のオーディオガイドと修道院入場券付きです。1万円くらいのツアーで初心者でも行きやすい☀️


しかしながら、出発までは優雅とは程遠い…。
(この旅では通常のことですが。)
連泊しているホテルで毎日付いている朝食すら始まらない5時に起き、日が昇らず真っ暗で誰もいない地下鉄に乗り込み、6時に到着。受付が6時30分という集合時間ぎりぎりに開き、様々なツアー客が手続きは間に合うのかとせめぎ合う。

慌ただしく時間が過ぎるなか、なんとか無事定刻通りにバスに乗り込み出発することができました。


・集合時間:07:15(30分前には到着)
・集合場所:パリシティビジョン・エージェンシー(PARISCityVISION Agency)
・所要時間:約 15 時間
・滞在時間 : 約4時間
・帰路情報:約 21:15 パリシティビジョン・エージェンシー(PARISCityVISION Agency)到着

コースはこのような感じで、快適すぎるバスのおかげですぐ爆睡していて、気づくと、休憩スポットにいました(笑)

空気が澄んでいて気持ち良くて、目が覚めた私たちは、
移動時間も楽しもうと、日本語のオーディオガイドのスイッチを入れてみたところ…

移動する中でスポットごとに、細かく歴史背景交えた説明を聞けて、めっちゃ良かったです✨ほんとに久しぶりに彼と話す以外で日本語を聞いたもので、、。
これがね、わかりやすいったらありゃしない。

本当に行きたい場所学びたい場所でお金に余裕があれば絶対つけるべきやなぁって心から思いました。
(英語や中国語をマスターしていればもちろんガイドさんについて行けばいいけれど、、、自由に動きたいしかも日本語専門の私にはこれがぴったりなんだよなあ〜)

そうこうするうちに、潮の満ち引きによっては見れないこともあるドキドキの『モン・サン=ミッシェル』に。

ん?草原の中?
んん!?やっぱり、、?

島じゃなーいのーー!!

そうなんです。
2020年に工事の結果が出るとのことで。この時はまだ途中段階。
先ほどの音声ガイドの説明によると、今のモンサンミッシェルは、島じゃなくて山。
私は、海の中に浮かぶ島というイメージが根付く世界遺産ですが、山と表現されることに衝撃を受けました。

よく聞くのは、波の満ち引きの差が激しくて、満潮のときに橋が浸かって、神秘的な美しい島としての姿が見られるという話ですもんね。


でも、その話には理由があって。
本土と島を結ぶ道路をつくったことが原因で、行き来しやすくなった分、急速に陸地化が進み長年掛けて島から山になってしまったとのことです。そのため、もとの美しい自然の姿を取り戻そうとその道路は取り壊し、新しく橋をかけたそうです。(諸説あるとは思いますが。)

そこで、できた橋の上がここです。
通れるのは、馬車とシャトルバスです。もちろん、徒歩も可です。歩くと約30〜40分ですかね。私たちは歩くことにしました!

どんどん近づいてくる息をのむような光景に心が弾み、いつもより早足で歩いた記憶があります。


絶対に行きたかった場所で、すごくすごく感動して、しばらく立ち尽くしました。

ストーリーの🇫🇷のアーカイブに載っているので、動画で見てほしいのが本音です。よければぜひ@mrna_beを。


中に入ると、さっそく行きたかった名物グルメの「ラ・メール・プラールのオムレツ」を発見!!!
しましたが、一品で頼めそうなお店ではなかったので断念し、私調べによると、チーズも有名ということだったので、チーズケーキとクロックムッシュをいただきました🌱
そして、お土産店が並ぶかわいい街並みを楽しみ、買い物をしつつ、修道院へ向かって階段を登りました。

最初の方にも書いたように、入場券込みのツアーなので、スムーズに入れました。

数世紀に渡って増改築がなされ、さまざまな建築様式の建物がみられることも、感動条件を高める理由ではないかなと思いながら、巡っていました。

これは、「大車輪」で食料を運ぶために利用されていました。この地が、牢獄として使われて歴史を物語るものだなと感じ、考えました。
写真が『https://mrn-be.hatenablog.com/entry/2019/09/17/032833』で書いたようにないのが悲しすぎますが、食事をするところで一言も話すことが許されなかった部屋があり、それに従ってみたところ、ただならぬ雰囲気に包みこまれたような気がしました。

ここが頂上で、多くの人が修道院を見学して、感じたことを語り合っていたように思います。

この一番上に見えるのが「大天使ミカエル」で、ミカエルのお告げにより、モン・サン=ミッシェルができたというのだから、巡礼地として多くの人々が訪れたのも納得です。


お告げによってつくられ、巡礼地として栄え、戦争の記憶を建物と共に遺し、世界遺産となり、観光地としてまた新たに歴史を紡ぐ。今でも様々な国籍の人が訪れ、美しい景観と奥深い歴史がそれぞれの心に語りかける。
それらすべてを含めて、「来て良かった」と。
いつ思い出しても、鮮明に思い起こされます。

そうして、ツアーも終わりかけた頃、バスの窓からエッフェル塔が。本当にたくさん学んで感じて考えた心に残り続ける1日だったなあとこの夜景を見てより一層感慨深い気持ちになりました。



地球の歩き方(「世界遺産モン・サン・ミッシェルのおすすめ観光情報」https://m-news.arukikata.co.jp/column/travel-info/Europe/France/MONT-SAINT-MICHEL/146_079377_1567061922.html)によると、
修道院の通常の営業時間
・5~8月 9:00~19:00
・9~4月 9:30~18:00
(入場は閉館の1時間前まで)
*1月1日、5月1日、12月25日は休館。
・入場料は€10、18~25歳は€8、11~3月の第1日曜日は無料。
・オーディオガイド(日本語)€3
だそうです。

余談:砂浜だと思って踏み込んだらすんごい粘土質というか、水分の多い土でビックリ!


まだまだ書ききれていない部分がありますが、、今日も
最後まで読んでいただき、ありがとうございました☺︎