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食・景色・旅がすきな社会人のblog

『旅』🇫🇷-Paris-

こんにちは。

先日、緊急事態宣言が全国に拡大し、京都も特定警戒に指定されました。
それを受け、彼がアルバイトをしていて家族のように仲良くしてもらっているインド・ネパール料理店『ソニヤ』も臨時休業となりました。

何かできないかと、店主公認でインスタグラムを開設したので、ぜひ、@soniya_kuinabasitenで検索してみてください。このような時期で、みなさん大変だと思いますが自分だけでなく、家族や友人、地域の人のために移動は必要最低限にしてリフレッシュしながらお家時間を楽しみましょう!



おうち時間のおともになれたらと思いながら、今日は前の投稿で途中になってしまっていた旅16日目(8月31日)の後編を書いていきます☀

前編を振り返ると、会社のまわしものかと突っ込みたくなる…というよりは、『1か月で-5㎏‼ 』とうたい、毎日のこまめな投稿の中で一躍人気インスタグラマーとなり、使用しているおすすめの〇〇サプリや〇〇スパッツをPRするかの如く「パリ・ミュージアム・パス」の良さを語りに語っていました。
読んでくださった皆さま! 偉大なるルーブル美術館の感動の方もちゃんと届いていますか、、? 



ということで、(ということで?どういうこと(笑) ) 
気を取り直して、後編です。


ルーブル美術館をあとにし、少し歩いた木陰で、美しい演奏にしばし時を忘れて耳と心を傾け、感性がまた研ぎ澄まされていくのを感じました。本当に心身ともに癒される音色でした。(動画の方は@mrna_beに投稿してます。ブログに載せられないものか…と)


そこから、徒歩で「マレ地区」へ。
オシャレな雑貨店にマカロンショップやフルーツショップ。キュートなお店が立ち並んでいて、年代層もこの旅をしてきて一番若かったように思います。また、道路に虹が描かれていたり、壁が装飾されていたりと歩くだけでも本当に楽しかったです。

実際の壁なのですが、壁に見えますか〜〜?

それらのキュートさとは裏腹に、途中異常に警備員がいて少し治安が悪いのかなと怖いところもありましたが、ストリートダンスのコンテストのようなイベントをしていたことのでそれも関係しているのかなと。一帯にビートが響き、まさに「若者の街」という感じでした。20分くらい歩いただけなのに、流れる音も空気も、こんなに違うのかと、またパリの新たな一面を見させてもらえた気分でした。


若者の街を堪能し、パリ市庁舎駅(オテルドビィル)~Tuileriesまで約5分メトロに乗り、そこから約徒歩10分、次の目的地「オルセー美術館」へ。

日本では見慣れない光景ですよね。ヨーロッパ、特にフランスパリではアプリの登録でレンタルでき、中には乗り捨ても可能な自転車やキックスクーターなどが街中にあり、驚きました。日本にも普及したらちょっとした移動も楽しくなりそうだなと個人的に思いました。

セーヌ川を渡り、

公園を抜け、
(花が綺麗に咲いていて、カップルに写真を撮ってくれない?と頼まれ、ポージングは誰に習ったんやろうというくらいかっこよくて、素人の私が撮るにはもったいないと感じつつも、絵になるなあと嬉しくなりました♪ 私たちはザ観光客という棒立ちでしたが撮るのが上手いカップルですごくこなれた感じの写真になりました。数少ない2人での写真です。脱素人?! 撮り合いっこしたのもいい思い出になりました。)



そんなこんなで、「オルセー美術館」に到着です。
確か15時か16時くらいで、時間も関係していると思いますが、ルーブル美術館より混んでいました。
ちなみに、入り口が手前と奥にあります。手前の方は列が長く折り返して続いていて、写真では見にくいかもしれないのですが、奥は折り返すほど並んでいませんでした。それは、奥は皆チケットを持っているからです。すぐ確認をして荷物検査で入れるため、時間が掛からないのです。ここで再登場「パリ・ミュージアム・パス」です。専用入り口からスムーズに待たずに入れ、あとの鑑賞時間を長く充実させられるというのは本当にありがたいことです。


無事に入館でき、待ちきれず私はすぐさま『ゴッホ』のもとへ。

わあ。。。美しい。

美しい。。。

美しすぎる。。。。
部屋ごとに1人の作者の作品が展示されているのですが、
時間を忘れて、はたまた彼の存在をも忘れて、ひとりゴッホの世界にのめり込みました。


そこから、絶対に見たかったゴーギャン・マネ・モネ・ミレー・ルノワールの作品をじっくり鑑賞しました。

ようやく目が覚め、あれ、これは私かな?と印象画の世界から現実に戻った頃にはどれだけ時間が経っていたのか。

かつてから興味があったのですが、完全に印象画の虜になったのだと思いました。
彼もそんなにも好きだったんだねえ~! と、驚いていました。自分でも驚くくらいなので、びっくりしたと思います。

一方的に印象画の世界に飛び込んで入り込んでしまっていた間も、私とずっと一緒にまわってくれていたようです。
本当に本当にありがとうと、改めて、感謝を伝えたい。

こうして、この日の行きたいところは全ていくことができました。が、オルセー美術館を出ても印象画への想いは高まるばかりで
本を買いたくなってしまったのでした。これが次の日に影響してくるのですが、それはまた次回。


芸術に触れようというテーマで過ごしてとても充実した一日でした。


で、終われないのがこの旅で。半分バックパッカーのような旅なので一度帰宅したものの、ホテルには洗濯物が待っています。最初から読んでくださっている人はお分かりだと思いますが、この旅では洗濯がサブテーマといっても過言ではないのです。ペットボトルでの手洗い部屋干しから始まり、洗面台へ、そして個人ランドリーへと一歩ずつ日を重ねるなかで進化してきまして…。

ついに今回は『無人のコインランドリー』デビューを果たしました。(正式には最寄りだっただけ、、)
とはいえ、比較的治安が良いという理由で選んで泊まっていた14区のHôtel Restaurant Campanile Paris Montparnasseにはランドリーが見当たらなくて調べたところ徒歩20分が最寄で。体力勝負の旅で日々歩きに歩き、この日もすでに10km以上歩いていていたことと、今回の最初の方にも書いたのですが、ありとあらゆるところにレンタサイクルがあって興味があったこともあり、自転車を借りることにしました。


会社によって多少違いますが、簡単にいうとアプリをいれるとスマホに自転車の位置情報が出て、近くの指定の位置に取りに行くか、乗り捨てているのを拾うかという形でゲットし、時間制で料金が発生し、自由に必要分乗ってそのままという仕組みです。
そのため、まずはゲットしないと始まらないのです。


それが、旅の中であんなにもたくさんみかけた自転車なのにいざ乗ろうと思うと、なかなかないもので。
私たちの場合1台先にゲットしてしまったので、一人走って、一人乗るで自転車もう1台を探しました。あったー!と思って向かっていると消える。という思わせぶりな態度に翻弄されながら、、、。
(つまり先に別の人がゲットしたということ、、笑)
ようやく1台に巡り合い。


2人でさあ、ランドリーに出発です。


あれれ?
そうこうしている間に刻一刻と時間は過ぎるし、歩いた方向を考えると
自転車レンタルしてる間にランドリーまでいけてるやん! ってなりましたね。
でも、気にしない気にしない! ただ、レンタサイクルというものを活用してみたかったのですから。

と、言い聞かせていた部分もあると思います。

なぜかというと、私の借りた自転車ギアを軽くしても軽くしても重くって進まなくって、車と片手分もないくらいの場所をこなれた住民に紛れて走っていて、信号でとまったものの、スタートダッシュでつまづき、石畳になっている道の段差でかごからスマホを落として拾い損ね行き交う車に轢かれそうになる、そして彼はそれに気づかずしばし一人旅をさせるとさんざんでしたが、優しいパリジェンヌが止まってくれたり、大丈夫と声をかけてくれたり、、実に甘酸っぱい初めてのレンタサイクルとなりました。

関西人は何を語ってんねん。と速攻でつっこみそうですが、全てのことの始まりはというと、「パンク」です。
私の借りた自転車は何を隠そう最初から、パンクしていたんですよね。
おかしいなと思ってはいたのですが、まさかパンクしてたなんて。そりゃあ重くて進まないわけです。
5分くらいで行けるはずのランドリーに着いたのは、十数分後でした。まさか、倍かかるとは。
着いて私の自転車に乗った彼は、びっくらぽん。
それに私もびっくらぽん!

これも思い出!と、ここに書けるのも、あの道路で止まってくれたパリジェンヌのおかげだと、感謝が込み上げました。

不注意が招いた事態なので、反省しました。
洗濯物と一緒に洗われたほうが良かったかもしれません。気持ちはそのくらいでしたね。


わぁぁぁぁぁぁああ!!!いつもに増して書きすぎましたね。ゼミの気軽な論文くらいの文量(笑)
無人コインランドリーでの出会いと学びを書きたかったのですが。。真剣な話なので、以前も番外編を書くと言っていたようにそこで『無人ランドリー』と、また書きたいと思います。



皆さま、後半の勢いにのまれておられませんか?
オルセー美術館、印象画の世界は本当に本当に素晴らしいです。
また勉強しようという気持ちになっています。自粛期間で、時間がある今一緒にいかがですか?☀

芸術に触れるというテーマのもと前編と後編に分けてお送りした旅16日目(8月31日)でした。
次回は「パリ・ミュージアム・パス」を使って、フランス絶対王政の象徴的建物と言われているあの宮殿に行ったこと(などなど!)を書きます。
本日も最後までお付き合いいただき、
ありがとうございました☺︎